今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドルは底堅い動きを維持する可能性

通貨
2023年10月26日 8時20分

25日のドル・円は、東京市場では149円92銭から149円80銭まで下落。欧米市場では149円87銭から150円32銭まで上昇し、150円23銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に150円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを維持する可能性がある。

25日のニューヨーク外為市場では主要通貨に対するドル買いが観測された。米長期金利の上昇が意識されたが、米国株安を嫌気したドル売りは一部にとどまった。ドル・円は150円32銭まで買われており。直近高値を上回った。日本政府による円買い介入に対する警戒感は消えていないが、10月30-31日に開かれる日本銀行金融政策決定会合に対する関心も高いようだ。今回の会合で日銀は物価目標実現に向け、経済・物価情勢を点検し、足元の金融市場動向なども踏まえ、現行の政策を維持するか、再修正の必要性があるか議論する見込み。ただ、一部の市場参加者は「円安進行を受けて日銀は長短金利操作の運営方法などについて再検討する」と予想している。

《CS》

提供:フィスコ

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