東京株式(前引け)=急反落、3万1000円台を大きく割り込む

市況
2023年10月26日 11時47分

26日前引けの日経平均株価は前営業日比667円48銭安の3万602円44銭と急反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億1549万株、売買代金概算は1兆5820億円。値上がり銘柄数は188、対して値下がり銘柄数は1442、変わらずは30銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は米ハイテク株安の流れを受けてリスクオフの流れが加速、半導体関連が値を崩したほか、不動産株への売りが目立ち全体相場を押し下げる格好となった。米長期金利の上昇が警戒されており、円安進行にもかかわらずハイテク株の押し目に向かう投資資金は鳴りを潜めている。国内でも長期金利が上昇傾向を強めており、きょうは新発10年物国債利回りが0.880%まで上昇した。前場の値下がり銘柄数はプライム市場全体の87%を占めている。一方、見送りムードが強いなか、全体売買代金も低水準にとどまっている。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置の主力株が安く、ソフトバンクグループ<9984>の下げもきつい。ニデック<6594>の下値模索も続いている。三菱商事<8058>が安く、IHI<7013>も売られた。関東電化工業<4047>が急落、正興電機製作所<6653>、横河ブリッジホールディングス<5911>なども大幅安。半面、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が底堅さを発揮、山崎製パン<2212>も買いが優勢。野村マイクロ・サイエンス<6254>が上値追い継続。オルガノ<6368>が値上がり率トップに買われた。

出所:MINKABU PRESS

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