共同印が続伸、9月中間期利益の計画上振れが買いを誘う
共同印刷<7914>が続伸した。25日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、経常利益が計画の4億5000万円から6億9000万円(前年同期比14倍)に上振れして着地したようだと発表し、買いを誘った。
最終損益の黒字額は1億5000万円から3億3000万円に上振れする。前年同期は2億9700万円の最終赤字だった。アフターコロナの局面に入り乗車券などが伸長。エネルギーコストが想定を下回ったうえ、価格転嫁の効果もあり利益を押し上げた。一方、出版印刷や店頭販促物など一部製品は当初の需要予測を下回り、売上高は計画の470億円に対して未達の457億円(同3.7%増)で着地する格好となった。