個人投資家・有限亭玉介:生成AIブーム再到来で新たな需要期待の関連株に注目!【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2023年10月28日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2023年10月23日10時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

10月16日~20日の日経平均も、とんでもない相場となりましたなぁ…。安く買って高く売るがセオリーと言われる株式投資ではありますが、どこが一体安値なのか混乱してしまうほど荒れていましたな。

ウクライナ情勢に続いて中東での戦争も長引くのでは…との懸念から、業種別で見るとエネルギー関連や医薬品への買いが増えたように思えます。相場が不安定ならば、業績が安定している大型株へ資産を逃したいという心理がはたらくのも自然です。戦争で一時的に買われるテーマ株ではなく、将来的に市場拡大が見込めるテーマを探っていきたいですねぇ。

ポジティブに考えれば、相場全体の売り圧力が強い中でAI関連など将来的に人気化するであろうテーマを安値で買えるチャンスでもあります。ChatGPT登場時のAIブームを経て、改めて地力のあるAI銘柄が選別されてきたような印象も受けますな。ただグロース株が総じて弱含む中、しばらく新興のAI株はなかなか触れる事ができないでしょうねぇ。

その上で、今後のAIの展望を考えると、現代のインターネットのように業種問わず企業で使われるのが当たり前という存在になるでしょう。データセンターや半導体製造装置、ソフトウェア開発企業まで、生成AIに関連した思惑がある銘柄をいくつかチェックして参ります。生成AIという市場の成長期待からも、テンバガーが誕生する可能性も十分あるでしょうから。

データセンターを運営するさくらインターネット<3778>は、自治体や中央省庁が共通の基盤上でシステムを運用する「政府クラウド」へ参入する方針を発表すると、好感されました。実際に同社が採択されるかは不明のようですが、生成AIの市場拡大によって恩恵を受ける企業の1つとして注視しております。

自動車部品の製造システムなどを手掛ける両毛システムズ<9691>は、8月22日の上方修正を発表後に動意しました。同社はICTや生成AIなどを積極的に取り入れつつ、既存サービスの深化に尽力している模様。24年3月期の業績も堅調で、PBR1倍割れ銘柄となっております。決算発表後のチャートがどうなるか監視です。

10月13日に上方修正を発表した東京エレクトロンデバイス<2760>も生成AI分野での思惑があるようです。半導体を中心に電子部品を扱う商社として、円安も業績寄与したとの事。10月31日の決算発表前に、直近で年初来高値を更新しております。

半導体製造装置を手掛けるワイエイシイHD<6298>はパワー半導体やメカトロ、生成AI関連まで幅広くテーマ性を有しております。直近では政府が認知症施策を経済対策に盛り込む方針が伝わると、アルツハイマー型認知症早期発見装置を開発する同社へ思惑買いが流入しました。11月13日の決算発表も注視ですが、目先はチャートが好転してから拾おうかと様子見をしています。

AI翻訳サービスなどを展開するメタリアル<6182>は、語学にまつわるAI関連として注目されております。今年9月の訪日外国人旅行客数は2019年の同月比で96.1%まで回復したようですので、インバウンド関連としても物色されるか…。

最後は生成AI活用でプロジェクト管理ツール「Backlog」に付加価値化推進をはかるヌーラボ<5033>です。「Backlog」のユーザー数は100万人超えで、24年3月期の経常は過去最高益の予想となりました。時価総額100億以下なら足の軽さも目立ちますな。11月14日の決算を見極めたいところです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログやLINE公式ではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.