マクドナルドが決算 値上げによる平均単価の伸びが寄与=米国株個別
(NY時間09:38)
マクドナルド<MCD> 256.26(+0.50 +0.20%)
ダウ採用銘柄のマクドナルド<MCD>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、米国が好調で既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回っている。米国は戦略的なメニュー値上げにより平均単価が好調に伸びたことが寄与。海外は、英国、ドイツ、カナダに牽引され、大半の市場で既存店売上高が好調であったとしている。特に海外ライセンスは全体的に堅調だったとしている。
ケンプシンスキーCEOは「全世界のシステム全体の売上高が11%成長したことで第3四半期の業績は、業界のリーダーとしてのわれわれ強さを反映した」と述べた。
株価は小幅高で推移している。
(7-9月・第3四半期)
・既存店売上高:8.8%(予想:7.8%)
米国:8.1%(予想:7.5%)
海外直店舗:8.3%(予想:8.5%)
海外ライセンス:10.5%(予想:8.3%)
・1株利益(調整後):3.19ドル(予想:2.98ドル)
・売上高:66.9億ドル(予想:65.2億ドル)
・営業利益(調整後):32.1億ドル(予想:30.4億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美