アナリストがクリスピー・クリームに警告 GLP-1の波が落ち着くまでは推奨できない=米国株個別
(NY時間12:42)
クリスピー・クリーム<DNUT> 12.82(-0.04 -0.31%)
アナリストがドーナツのクリスピー・クリーム<DNUT>について警告を発している。ドーナツ好きにはまだ人気のある企業かもしれないが、「オゼンピック」や「ウェゴビー」のようなGLP-1として知られる減量薬ブームの中で、同社のような食品スナックに与える影響が不透明であると指摘。投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の20ドルから13ドルに引き下げた。
長くないにしても向こう6カ月から1年は株価への重石が薄れないと見ているという。「われわれは同社のモデルを信じている。しかし、少なくともGLP-1の波が落ち着くまでは推奨するのは難しい」と述べた。
株価は一時3.5%下落したが、売り一巡後は買い戻しも出て下げ渋っている。
【企業概要】
ドーナツ店、大手小売業者、eコマースやデリバリー事業者を介したオムニチャネルで、新鮮で高品質なドーナツを提供する。また、パッケージされたクッキーケーキ・アイスクリーム・ブラウニーなどのスイーツも取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美