決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 特殊陶、積水化、ＴＯＴＯ (10月30日発表分)
―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月27日から30日の決算発表を経て31日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 明電舎 <6508>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→115億円(前期は88.2億円)に15.0％上方修正し、増益率が13.3％増→30.3％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 エフピコ <7947>
24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.9％増の72.3億円に伸びたが、通期計画の180億円に対する進捗率は40.2％にとどまり、5年平均の44.8％も下回った。
★No.4 小森 <6349>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→45億円(前期は66.1億円)に28.6％上方修正し、減益率が47.1％減→31.9％減に縮小する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6508> 明電舎 東Ｐ +12.98 10/30 上期 赤縮
<6754> アンリツ 東Ｐ +12.74 10/30 上期 -46.78
<7947> エフピコ 東Ｐ +11.83 10/30 上期 12.89
<6349> 小森 東Ｐ +11.37 10/30 上期 -51.60
<6196> ストライク 東Ｐ +9.70 10/30 本決算 34.91
<9702> アイエスビー 東Ｐ +9.56 10/30 3Q 21.62
<1944> きんでん 東Ｐ +8.13 10/30 上期 26.53
<5214> 日電硝 東Ｐ +7.68 10/30 3Q 赤転
<4726> ＳＢテク 東Ｐ +5.41 10/30 上期 -1.80
<7366> りたりこ 東Ｐ +5.01 10/30 上期 93.25
<6995> 東海理 東Ｐ +4.29 10/30 上期 132.53
<6617> 東光高岳 東Ｐ +3.67 10/30 上期 -3.33
<4206> アイカ 東Ｐ +3.65 10/30 上期 17.03
<9267> Ｇｅｎｋｙ 東Ｐ +3.35 10/30 1Q 23.76
<1878> 大東建 東Ｐ +3.04 10/30 上期 2.30
<4461> 一工薬 東Ｐ +2.78 10/30 上期 赤転
<3778> さくらネット 東Ｐ +2.71 10/30 上期 -54.38
<8137> サンワテク 東Ｐ +2.65 10/30 上期 3.50
<8283> ＰＡＬＴＡＣ 東Ｐ +2.07 10/30 上期 15.92
<1973> ＮＥＳＩＣ 東Ｐ +2.03 10/30 上期 29.38
<5334> 特殊陶 東Ｐ +1.74 10/30 上期 6.26
<9682> ＤＴＳ 東Ｐ +0.99 10/30 上期 18.24
<5332> ＴＯＴＯ 東Ｐ +0.93 10/30 上期 -21.02
<7241> フタバ 東Ｐ +0.70 10/30 上期 黒転
<2594> キーコーヒー 東Ｐ +0.69 10/30 上期 79.94
<4204> 積水化 東Ｐ +0.22 10/30 上期 -4.39
<7278> エクセディ 東Ｐ +0.16 10/30 上期 32.46
<6419> マースＧＨＤ 東Ｐ +0.04 10/30 上期 426.98
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース