デュポンが決算受け下落 販売量の逆風で通期の売上高見通しを下方修正=米国株個別
(NY時間11:17)
デュポン<DD> 68.56(-4.32 -5.93%)
デュポン<DD>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。エレクトロニクス&産業部門が冴えなかった。また、通期のガイダンスも公表し、売上高とEBITDAの見通しを下方修正した。それについて同社は、目先の販売量の逆風を反映させたと説明している。
また、継続的な販売量の逆風に対応するため、経費削減を継続し、業績向上のため、追加の人員削減を計画していることも明らかにした。2024年第1四半期以降に実施するとしている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.92ドル(予想:0.84ドル)
・売上高:30.6億ドル(予想:31.5億ドル)
エレクトロニクス&産業:13.7億ドル(予想:14.3億ドル)
ウォーター&プロテクション:14.1億ドル(予想:14.6億ドル)
法人・その他:2.77億ドル(予想:2.74億ドル)
・EBITDA(調整後):7.75億ドル(予想:7.55億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.45ドル(従来:3.40~3.50ドル)(予想:3.45ドル)
・売上高:121.7億ドル(従来:124.5~125.5億ドル)(予想:124.7億ドル)
・EBITDA(調整後):29.8億ドル(従来:29.8~30.3億ドル)(予想:29.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美