外為サマリー:150円30銭台に軟化、日米金利差の縮小を意識

通貨
2023年11月2日 10時10分

2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円35銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭強のドル安・円高となっている。

1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円95銭前後と前日に比べて70銭強のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米10月ADP雇用統計や米10月ISM製造業景況感指数が弱い内容だったほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が想定ほどタカ派的ではなかったことから一時150円66銭まで軟化した。

FRBによる追加利上げ観測が後退するなか、この日の東京市場のドル円相場は軟調な相場展開となっている。時間外取引で米長期金利が一段と低下していることから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、午前9時50分過ぎには150円33銭まで下押す場面があった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0602ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円40銭前後と同50銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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