アジア株 総じて上昇、引き続き米追加利上げ観測の後退が追い風
東京時間17:28現在
香港ハンセン指数 17664.12(+433.53 +2.52%)
中国上海総合指数 3030.80(+21.39 +0.71%)
台湾加権指数 16507.65(+110.70 +0.68%)
韓国総合株価指数 2368.34(+25.22 +1.08%)
豪ASX200指数 6978.20(+78.47 +1.14%)
インドSENSEX30種 64493.28(+412.38 +0.64%)
3日のアジア株は総じて上昇。引き続き米追加利上げ観測が後退していることが株式市場の追い風となっている。10月の中国財新PMIは総合指数が50に低下、非製造業指数が50.4に上昇した。いずれも景気判断分岐点50を維持したことが好感された。また、第3四半期の豪州小売売上高が予想に反して上昇したことが豪州株を押し上げた。
上海総合指数は反発。酒造大手の貴州茅台酒が上昇寄与度トップ。調味料メーカーの河南蓮花味精、自動車部品の安徴江洵汽車、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、通信機器メーカーの寧波波導などが買われた。一方、銀行大手の中国工商銀行、中国銀行、中国農業銀行などが売られた。
香港ハンセン指数は大幅続伸。騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が大幅高になったほか、保険大手のAIA、香港証券取引所(HKEX)などが上昇を主導。通信機器・部品メーカーの小米科技(シャオミ)と多角経営企業の新創建集団(NWSホールディングス)は年初来高値を更新した。
豪ASX200指数は4日大幅続伸。不動産大手のグッドマン・グループ、センター・グループ、医薬品メーカーのCSL、医療機器のソニック・ヘルスケア、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、ナショナル・オーストラリア銀行など幅広い業種が買われた。