米政府、ノンバンクもFRBの監督下に置く方向へ
米政府は銀行以外のノンバンクをFRBの監督下に置くための道筋を示した。ヘッジファンドや投資会社には規制面での大きな脅威となる。イエレン米財務長官はきょう、企業を「システム上重要」な金融機関に指定する新たな枠組みを金融安定監視評議会(FSOC)で採決することを明らかにした。
「大き過ぎてつぶせない」機関であることを意味する「システム上重要」の指定は、著しいコンプライアンスのコストと規制面での課題をもたらし、10年余り前の導入以来、主にウォール街の大手行に適用されてきた。
FSOCの議長でもあるイエレン長官は、指定される可能性がある企業は特定しなかった。