ファンケルが急反騰、4~9月期営業利益は大幅上振れ着地で前年同期比8割増
ファンケル<4921>が3日ぶり急反発、一時6%を超える上昇で2340円台まで水準を切り上げた。通販を主力に無添加化粧品を国内中心に展開するが、足もとの業績は回復色が著しい。前週2日取引終了後に発表した24年3月期上期(23年4~9月)決算は営業利益が前年同期比81%増の60億5700万円と急拡大、従来計画から12億円あまりも上振れての着地となった。化粧品は今春発売したスキンケア商品などが好調で全体収益に反映されたほか、栄養補助食品関連が2ケタの伸びを示し業績押し上げに貢献している。株価は底値圏で値ごろ感もあり、好決算を材料視する買いが一気に膨らんだ。