外為サマリー:一時149円60銭台に下げ渋る、米金利の低下一服がドルを下支え
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円53銭前後と2日の午後5時時点に比べて85銭程度のドル安・円高となっている。
3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円39銭前後と前日に比べて1円05銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米10月雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退するなか、一時149円18銭まで軟化した。
この日の東京市場のドル円相場は、NY市場の流れを引き継ぐ格好で始まったものの、その後は下げ渋る動きとなっている。時間外取引で米長期金利の低下が一服していることがドルの下支えとなり、午前9時50分ごろには149円64銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0724ドル前後と2日の午後5時時点に比べて0.0120ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円36銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安で推移している。