ダウ先物は小幅高 11月は好調な月=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:30)
ダウ先物 34141(+4.00 +0.01%)
S&P500 4380.00(+4.00 +0.09%)
ナスダック100先物 15196.50(+17.75 +0.12%)
米株価指数先物市場でダウ先物が小幅高で推移。先週の流れは引き継いでいるものの、本日は米国債利回りが上昇していることから、買い戻しも一服している模様。
ただ、先週の予想を下回る米雇用統計は米国債利回りを低下させ、株式市場の追い風となった。市場からは「売られ過ぎの状況、堅調な業績、FRBの利上げサイクル終了への期待が買い手を市場に呼び戻した」との声も出ている。
今月1日のFOMC以降、米株式市場のムードは改善している。今週は主要な経済指標や決算発表は少ないが、季節的な追い風が株価の回復を後押しする可能性も指摘されている。11月はS&P500の最も好調な月で、1950年以来、6カ月間で最高のリターンを記録した月でもあるという。11月以降のS&P500は11月から4月まで平均7%のリターンを上げているとしている。
決算はS&P500のうち400社がすでに発表を終え、シーズンも終わりに近づいている。今週も投資家たちはディズニー<DIS>、ウィンリゾーツ<WYNN>ウィンとMGMリゾーツ<MGM>、バイオジェン<BIIB>の発表を待っている。
一方、FRBは先週のFOMCで2会合連続で金利を据え置いた。今週はそれを受けたパウエルFRB議長を始めとしたFOMC委員の講演が相次ぐ。
市場からは、ここ数週間の米経済指標を総合的に見ると、インフレに対して全体的に良好な内容で「FRBが今年再び利上げに踏み切ったとしたらそれは驚きだろう」といった声も聞かれる。
(NY時間08:40) 時間外
アップル<AAPL> 176.21(-0.44 -0.25%)
マイクロソフト<MSFT> 353.46(+0.66 +0.19%)
アマゾン<AMZN> 139.00(+0.40 +0.29%)
アルファベット<GOOG> 130.51(+0.14 +0.11%)
テスラ<TSLA> 223.71(+3.75 +1.70%)
メタ・プラットフォームズ<META> 315.01(+0.41 +0.13%)
AMD<AMD> 112.72(+0.47 +0.42%)
エヌビディア<NVDA> 453.86(+3.81 +0.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美