パラマウントが下落　アナリストが投資判断を「売り」に２段階引き下げ＝米国株個別

（NY時間09:51）

パラマウント<PARA>　13.30（-0.46　-3.34%）

大手メディアのパラマウント・グローバル<PARA>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に２段階引き下げ、目標株価も従来の３２ドルから９ドルに引き下げた。先週末終値よりも３４％低い水準。メディア企業としての大規模な資産売却のメドが立たないと指摘している。

同アナリストの投資判断における焦点は、事業の一部売却の可能性による固有の価値に基づいていたという。いくつかの信用できるオファーがあり、また、伝統的なメディアにおける世俗的な課題を考慮したにもかかわらず、同社は驚くことにそれらの潜在的な買い手から手を引いた。

最大限の価値を引き出そうとする気持ちは理解できるが、資産売却の可能性が実現するまでに時間がかかればかかるほど、最終的に得られる価値は低くなるという。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美