セ硝子が急反落し年初来安値更新、半導体やリチウムイオン電池向け低迷し業績予想引き下げ
セントラル硝子<4044>が急反落した。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の最終利益予想を140億円から100億円(前期比76.5%減)に引き下げており、失望売りを促したようだ。
売上高の予想は1825億円から1615億円(同4.6%減)に見直した。ハイドロフルオロオレフィン製品と半導体向けの関連製品、肥料製品の販売減少に加え、今後はリチウムイオン電池用電解液製品の需要鈍化と販売価格の低下が見込まれており、影響を業績予想に織り込んだ。上期(4~9月)の売上高は前年同期比1.1%増の791億1500万円、最終利益は同66.4%減の56億7200万円だった。