TSテックが続急伸、円安効果と金利上昇による受取利息増加で9月中間期は一転最終増益で着地へ
テイ・エス テック<7313>が続急伸した。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、最終利益がこれまでの予想の13億円から30億円(前年同期比2.2倍)へと上振れして着地したようだと発表。微減益の計画から一転して増益で着地する形となったことが株価の支援材料となった。
売上収益予想は1910億円から2023億円(前年同期比2.7%増)に引き上げた。自動車用シート部品を手掛ける同社は、減産に伴う影響を受けながらも、円安による為替差益や金利上昇による受取利息の増加が業績を押し上げた。通期の業績予想は精査中で、10日に予定する第2四半期決算発表時に公表するとしている。