株価指数先物【昼】 短期的な過熱感から、いったんロングを圧縮する動き

市況
2023年11月7日 12時08分

日経225先物は11時30分時点、前日比240円安の3万2430円(-0.73%)前後で推移。寄り付きは3万2580円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2600円)にサヤ寄せする格好から、利食い優勢で始まった。寄り付き直後に3万2640円まで下げ幅を縮める場面も見られたが、グローベックスの米株先物が小幅ながらマイナス圏で推移しているほか、香港ハンセン指数や韓国KOSPI指数の下げが重荷となり、いったんロングを圧縮する動きに向かわせたようだ。終盤にかけてじり安基調のなか、一時3万2400円まで売られた。

日経225先物は、10月12日の高値3万2660円を下回って始まり、その後も同水準を上放れることができなかったため、利食いに向かわせやすかったとみられる。また、前日までの上昇でボリンジャーバンドの+2σに到達したため、短期的な過熱感も意識されやすいところだろう。急ピッチの上昇に対する調整のなか、+1σの3万2120円や75日移動平均線の3万2000円辺りまで下げてこないと、積極的な押し目狙いのロングも入れづらいようだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.82倍に低下した。一時13.78倍まで下がり、25日線が位置する13.80倍を下回る場面も見られたが、その後は同線を上回っての推移を継続している。週末のオプションSQに向けたリバランスが意識されるなか、NTショートを巻き戻す動きに向かわせそうである。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.