ウーバーが決算受け売買交錯 過去10四半期で最も遅い成長ペース=米国株個別

材料
2023年11月8日 0時13分

(NY時間10:01)

ウーバー<UBER> 48.51(+0.37 +0.77%)

配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高は予想を下回ったものの、ブッキングは予想を上回った。モビリティ、デリバリーとも好調だった。また、第4四半期の見通しでもブッキングは予想を上回っていおり、ホリデーシーズンは好調を見込んでいる。コスロシャヒCEOは声明で「今年最大の書き入れ時を迎え、中核事業はかつてないほど好調だ」と述べた。

ただ、株価は売買が交錯している。2四半期連続で黒字を計上し、ライドシェアやデリバリーの需要が増加したものの、売上高の伸び鈍化を明らかにした。過去10四半期で最も遅い成長ペースとなっている。

同社は前四半期にアルファベット<GOOG>のウェイモと提携し、フェニックスから自律走行車のライドヘイリングを開始するなど、新たなサービスを提供。モビリティ(ライドシェア)事業の総予約件数は31%急増した。

(7-9月・第3四半期)

・1株利益:0.10ドル(予想:0.21ドル)

・売上高:92.9億ドル(予想:95.3億ドル)

・ブッキング:352.8億ドル(予想:344.8億ドル)

モビリティ:179.0億ドル(予想:173.9億ドル) 

デリバリー:160.9億ドル(予想:158.3億ドル)

積載:12.8億ドル(予想:13.0億ドル)

・EBITDA(調整後):10.9億ドル(予想:10.2億ドル)

・月間プラットホーム・カスタマー:1.42億人(予想:1.44億人)

(10-12月・第4四半期見通し)

・ブッキング:365~375億ドル(予想:363.4億ドル)

・EBITDA(調整後):11.8~12.4億ドル(予想:11.5億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.