デジタルＨＤが大幅高、１～９月期営業利益は通期計画を大幅超過し２７％の自社株消却もサプライズ
デジタルホールディングス<2389>が大幅高、短期資金の攻勢で一時９．７％高と値を飛ばす場面があった。ネット広告を中心に企業のマーケティング支援を行う広告代理店で足もとの業績は回復色を強めている。７日取引終了後に発表した２３年１２月期第３四半期（２３年１～９月）決算は営業損益段階で３億８８００万円（前年同期比２３％減）となり、通期計画の２億１０００万円（前期は４億４７００万円の赤字）を大幅に超過した。また、同日に発行済み株式数の２６．７％相当の６３５万７７９３株の自社株を消却（消却予定日は今月３０日）することも発表しており、これをサプライズ視した買いを呼び込んでいる。