マツダが大幅高で3連騰、北米向け出荷増や円安で今期最終益は一転過去最高の見通し
マツダ<7261>が大幅高で3連騰。7日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを1300億円から1700億円(前期比19.0%増)に引き上げた。減益予想から一転、過去最高益を見込む形となり、好感されたようだ。北米を中心に出荷台数が増加し販売価格が改善した。円安も寄与する。
今期の売上高の見通しは4兆5000億円から4兆8000億円(同25.4%増)に修正した。10月以降の想定為替レートは1ドル=139円、1ユーロ=148円とした。
中間配当はこれまでの予想から5円増額して25円で決定した。期末配当予想は25円で据え置いている。年間配当予想は5円増額の50円(前期比5円増配)となる。9月中間期の売上高は前年同期比41.1%増の2兆3172億5900万円、最終利益は同25.9%増の1081億3200万円となった。