USSが実質上場来高値を更新、24年3月期業績及び配当予想を上方修正
ユー・エス・エス<4732>が急反発し実質的な上場来高値を更新している。7日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を924億円から954億円(前期比7.5%増)へ、営業利益を453億円から471億円(同7.6%増)へ、純利益を308億円から319億円(同6.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を34円70銭から38円40銭へ引き上げたことが好感されている。
上期において登録車の新車販売台数が前年を上回って推移したことに伴い、オートオークションの出品台数が増加したことに加えて、手数料改定によりオークション手数料収入が増加したことなどが寄与する。なお、年間配当予想は73円10銭(前期67円50銭)の予定だ。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高480億9300万円(前年同期比13.3%増)、営業利益237億7900万円(同12.1%増)、純利益161億6400万円(同10.6%増)だった。