ホリイフードがS安ウリ気配、4~9月期最終赤字や優待廃止で
ホリイフードサービス<3077>がストップ安ウリ気配。7日取引終了後に発表した4~9月期決算は、最終損益が1億400万円の赤字(前年同期1億6400万円の赤字)だった。あわせて株主優待制度の廃止を発表しており、これらを嫌気した売りが膨らんでいる。
4~9月期の売上高は21億3400万円(前年同期比19.9%増)だった。北関東や東北エリアの郊外型店舗を中心に食事利用を企図した業態づくりを継続したほか、新業態店舗としてフードコート内への出店を図った。増収となった一方、利益面では販管費の増加や業績不振店舗に関する減損損失の計上などが響いた。
業績低迷が長引く状況にあることを踏まえ、株主優待を廃止する。今後は業績の回復を最優先とし、配当による利益還元を重要な経営課題の一つと位置づけ企業価値向上に取り組む方針。前期末をもって廃止するという。