ヴィンクスがカイ気配切り上げ、富士ソフトが子会社4社をTOBで非公開化へ
ヴィンクス<3784>とサイバーコム<3852>、サイバネットシステム<4312>、富士ソフトサービスビューロ<6188>がカイ気配を切り上げている。8日の取引終了後、富士ソフト<9749>が各社に対し、非公開化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。株価はTOB価格にサヤ寄せする形となっている。
4社は富士ソフトの子会社で、TOB価格はヴィンクスが2020円、サイバーコムが1905円、サイバネットが1095円、富士ソSBが615円。TOB成立後は所定の手続きを経て上場廃止となる見込み。富士ソフトは親子上場の解消とともに、事業の相乗効果の発揮を目指す。東京証券取引所は同日、ヴィンクスとサイバーコム、サイバネット、富士ソSBを監理銘柄(確認中)に指定した。