アップルは売り先行も押し目買いに底堅さ発揮、期中2度目の業績上方修正で配当も大幅増額
アップルインターナショナル<2788>は寄り付き軟調スタートながら、下値では押し目買いの動きが観測され、前日終値近辺で強弱感を対立させている。同社は国内で中古車を仕入れ、東南アジアを中心とする海外に輸出する事業を主力に手掛ける。為替の円安も追い風に東南アジア向けが会社側想定を上回って推移し業績を押し上げている。そうしたなか、8日取引終了後に期中2度目となる23年12月期業績予想の上方修正を発表した。営業利益は従来予想の11億8600万円から13億2000万円(前期比10%減)に増額したほか、年間配当についても従来計画の5円から15円(前期実績は5円)に大幅上乗せ、時価換算で配当利回りは3%を超えている。