ホンダが急反落、円安や値上げ効果で今期業績予想引き上げもコンセンサス下回る

材料
2023年11月10日 10時53分

ホンダ<7267>が急反落した。9日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。売上収益の見通しを18兆2000億円から20兆円(前期比18.3%増)、最終利益の見通しを8000億円から9300億円(同42.8%増)に上方修正した。ただ修正後の最終利益予想は市場のコンセンサスを下回ったほか、四輪事業の販売見通しを引き下げており、事業環境の先行きを警戒した売りが膨らんだようだ。

通期の業績予想には円安効果や値上げによる影響などを織り込んだ。想定為替レートは1ドル=125円から同140円に見直した。一方、今期のグループ販売台数の見通しは四輪事業では世界全体でこれまでの435万台から410万台(前期は368万7000台)に引き下げた。

また、同社は株式分割前の水準で、これまで75円の計画だった中間配当は12円増額して87円で決定した。期末配当予想は、10月1日付の株式分割後の水準で25円から29円に見直す。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.