ブレインPが一時16%高、TimeTechnologies連結化寄与し第1四半期48%営業増益
ブレインパッド<3655>が7連騰し一時、前週末比142円(16.0%)高の1030円に買われる場面があった。10日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高25億3300万円(前年同期比11.6%増)、営業利益2億8200万円(同47.5%増)、純利益1億9800万円(同33.0%増)と大幅増益となったことが好感されている。
TimeTechnologies連結化の押し上げ効果に加えて、売上高5000万円を超える顧客が、前年同期の6社から11社へ増加するなど案件が大型化していることが寄与した。また、有償稼働率が改善傾向にあることや、コストコントロールを強化したことなども寄与した。
なお、24年6月期通期業績予想は、売上高110億円(前期比12.3%増)、営業利益11億円(同61.6%増)、純利益7億5000万円(同45.6%増)の従来見通しを据え置いている。