株価指数先物【昼】 3万3000円回復後は想定内の一服

市況
2023年11月13日 12時01分

日経225先物は11時30分時点、前日比200円高の3万2780円(+0.61%)前後で推移。寄り付きは3万2990円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2885円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まり、寄り付き直後に節目の3万3000円を回復した。その後は目先的な達成感から利益確定に伴うロングの持ち高調整や短期的なショートも入るなか、中盤にかけて3万2670円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、10月半ばの戻り高値3万2660円水準が支持線として意識されており、終盤にかけては押し目待ち狙いのロングから3万2800円近辺での推移を見せている。

日経225先物は、ギャップスタートから寄り付き直後に節目の3万3000円を回復した。その後は目先的な達成感から利食い優勢の動きとなったが、想定内の値動きである。上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σのレンジ推移を継続していることから、押し目待ち狙いのロングが入りやすいだろう。週足の+1σは3万2730円辺りで推移しており、同水準での底堅さが意識されるようだと、ショートカバーを誘い込みそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.97倍に上昇した。寄り付き後ほどなくして14.00倍を付けた後は、上げ幅を縮める格好となった。指数インパクトの大きい値がさハイテクの一角は、買い一巡後に上げ幅を縮めており、NTロングのポジションをクローズに向かわせた面もあるだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.