タメニー---2Q利益面は業績予想を上回り着地、下半期の黒字化に向けて各事業とも順調な進捗

材料
2023年11月13日 12時21分

タメニー<6181>は10日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)決算を発表した。売上高が25.83億円、営業損失が1.19億円、経常損失が1.49億円、四半期純損失が1.29億円となった。2024年3月期第1四半期より非連結での業績を開示しており、そのため、対前年同四半期増減率については記載していない。

婚活事業の売上高は10.89億円、営業利益は2.84億円となった。当第2四半期について、「パートナーエージェント」は各種キャンペーンや「OTOCON」からの安定送客で新規入会者数が前年同期比6.1%増となり、在籍会員数が前年同期末比4.6%減も計画を上回る推移となった。

カジュアルウェディング事業の売上高は13.10億円、営業損失はのれん償却費0.76億円を計上し1.58億円となった。当第2四半期については、「スマ婚シリーズ」は挙式披露宴(少人数挙式等除く)の施行件数が前年同期比17.1%増となり、「2次会くん」は施行件数が前年同期比64.6%増となった。一方、「LUMINOUS」は挙式披露宴の需要拡大に伴う反動から施行件数が前年同期比16.0%減となった。なお、「スマ婚シリーズ」と「2次会くん」では成約件数が第2四半期累計期間としては2021年3月期以降で最大となったが、引き続き、有力企業との連携強化やSNSを活用したマーケティング等により更なる集客拡大を目指すとしている。また、「LUMINOUS」では挙式披露宴の前撮り需要の拡大を成長機会と捉え、有力企業との連携 強化やスタジオセットのリニューアル等を進めており、足元の成約状況は緩やかに改善に向かっているとしている。

ライフ&テック事業の売上高は1.22億円、営業利益は0.25億円となった。当第2四半期については、生活品質向上に資するサービスは婚活及びカジュアルウェディング事業の顧客向けサービスの拡充に努め、紹介可能サービスが保険、金融・不動産、家事代行等を中心に48サービスとなった。加えて、同社が代理店として行う保険販売は提案体制の再整備で新規保険契約証券数が7-9月より再度増加に転じた。また、「CONNECT-ship」は利用会員数及び課金対象会員数が前期末水準で推移する一方、「CONNECT-ship」と連携した結婚相談所連盟や会員向け婚活パーティーは堅調な推移となった。加えて、「CONNECT-ship」の利用会員向け成婚後サポートとして「ゼクシィ相談カウンター」と新たな連携を開始した。

地方創生事業の売上高は0.75億円、営業利益は0.08億円となった。当第2四半期については、北海道のオンライン結婚サポートセンターの委託業務を受託するとともに、東京都「結婚支援マッチング事業支援業務」の事業プロモーターより実施事業会社として選定された。これらにより、婚活支援システムの提供数は累計12都府県、婚活支援センターの運営受託数は累計5都道府県の見込みとなった。また、各種イベント・セミナーにおいては、前期の年間受託件数を上回る推移となった。なお、婚活支援システムの新規提供に係る収益の大部分は第4四半期計上となる。

2024年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比44.9%増の57.80億円、営業利益が0.50億円、経常利益が0.00億円、当期純利益が0.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.