ランサーズが後場急伸、上期営業損益の赤字幅が縮小
ランサーズ<4484>が後場急伸している。午前11時30分ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算で営業損益が200万円の赤字となり、前年同期の2億4500万円から大幅に赤字幅が縮小し、7~9月期では営業利益5160万円と黒字転換したことが好感されている。
売上高は22億1100万円(前年同期比1.4%減)となったが、業務効率化や費用の見直しを継続的に行ったことが寄与した。同社はで引き続き子会社ワークスタイルラボの吸収合併などの構造改革を実施し、改革により発生した余剰費用を成長への投資に振り向けることで、成長軌道への回帰を図る方針だ。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高48億1200万円(前期比0.1%増)、営業利益4000万円(前期2億4900万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。