GEIに物色人気集中、住友林との資本・業務提携を材料視
Green Earth Institute<9212>に物色人気が集中している。15日の取引終了後、住友林業<1911>と資本・業務提携し、木材を原料に化学品や燃料を作る木質バイオマス化学品の研究開発に着手すると発表。これが材料視されている。
木材の主成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニンを分離する技術を確立し、各成分の有効利用を含む新規事業の立ち上げを目指す。住友林がToSTNeT-1でGEI株を90万株(発行済み株数の7.98%)取得する。
あわせて、筆頭株主の地球環境産業技術研究機構から相手方を指定したToSTNeT-1による取引でGEI株を売却するとの報告を受けたことを明らかにした。これにより、同機構の保有株数は180万株から90万株に低下するという。