株価指数先物【昼】 短期的な過熱感が警戒されるなか利食いが強まる

市況
2023年11月16日 12時06分

日経225先物は11時30分時点、前日比150円安の3万3300円(-0.44%)前後で推移。寄り付きは3万3400円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3385円)にサヤ寄せする格好から、利食い優勢で始まった。寄り付き後は切り返す動きとなり、一時3万3620円まで上げ幅を広げ、ナイトセッションで付けた高値を上回る場面も見られた。ただし、短期的な過熱感が警戒されるなか、ハイテク株を中心に利益確定の流れが強まると、日経225先物は下落に転じ、終盤にかけて3万3240円まで売られた。

日経225先物は、ハイテク株を中心に利益確定の動きが強まったことから、ロングの持ち高調整や短期的なショートに向かわせたようだ。もっとも、ボリンジャーバンドの+2σ水準を上回っていたことで過熱感が警戒されていたため、想定内の調整であろう。+2σは3万2480円辺りに位置しており、短期的な過熱感は和らいだことから、押し目待ち狙いのロングが入りやすくなった。底堅さがみられてくるようだと、ショートカバーを誘い込む流れも意識されてきそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に低下した。値がさハイテク株の一角が利食いに押されている影響となるが、昨日突破した200日移動平均線水準まで下げてきた。同水準で下げ渋る動きを見せているため、押し目を狙ったNTロングに向かわせよう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.