大冷は続落、24年3月期業績予想を一転営業減益へ下方修正
大冷<2883>は続落している。16日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を303億円から281億円(前期比3.2%増)へ、営業利益を16億円から12億円(同21.3%減)へ、純利益を10億9700万円から8億1100万円(同20.7%減)へ下方修正し、増益予想から一転し営業減益予想としたことが嫌気されている。
上期において、急激な為替の変動などで直接貿易によるえび製品の販売が軟調だったことや工場の人手不足により商品供給不足や遅れが発生したこと、老健・病院向けにて値上げが進まずメニューカットがあったこと、ホテル・外食産業の人手不足により売り上げ回復が遅いことなどがあり、業績が計画を下振れて着地したことなどが要因としている。