豪ドル週間見通し:上げ渋りか、豪準備銀行理事会議事要旨などに注目

通貨
2023年11月18日 14時03分

■上昇、米利上げ終了観測で豪ドル買い強まる

今週の豪ドル・円は上昇。米インフレ鈍化を受けて、利上げ終了観測が再燃し、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢になった。10月雇用統計では雇用者数が予想を上回る増加となったが、米長期金利の低下は一服し、週末前に豪ドル買いはやや後退した。取引レンジ:96円18銭-98円62銭。

■上げ渋りか、豪準備銀行理事会議事要旨などに注目

来週の豪ドル・円は上げ渋りか。10月雇用統計で失業率は上昇し、雇用者数は予想を上回る増加となったが、豪準備銀行(中央銀行)による追加利上げの可能性は低いとみられる。豪準備銀行(中央銀行)11月理事会議事要旨発表や、ブロック総裁の経済見通し・金融政策についての講演があり、さらなる利上げ、または、利上げ終了の可能性に関するヒントを探る。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・21日:豪準備銀行11月理事会議事要旨

・22日:ブロック豪準備銀行総裁講演(経済見通しと金融政策)

予想レンジ:96円00銭-99円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.