東京株式（前引け）＝前営業日比２６３円高、円安好感し一時年初来高値上回る
２４日前引けの日経平均株価は２２日に比べ２６３円７２銭高の３万３７１５円５５銭。前場のプライム市場の売買高概算は６億２２０９万株、売買代金は１兆６９６１億円。値上がり銘柄数は１０７４、値下がり銘柄数は５２５、変わらずは６０銘柄だった。
日経平均株価は続伸。２３日の米株式市場は、感謝祭で休場だったが、２２日のＮＹダウは１８４ドル高と反発した。東京市場も２３日は勤労感謝の日で休場だったが、休日明けのこの日は米株高を受け買いが先行する展開となった。ドル円相場は１ドル＝１４９円台半ばへの円安に振れており全体相場を押し上げる要因に働いた。日経平均株価は７月３日につけた年初来高値（３万３７５３円）を一時上回って推移した。
トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>、ホンダ<7267>といった自動車株が高く、三菱重工業<7011>が買われ、キーエンス<6861>がしっかり。東京エレクトロン<8035>やルネサスエレクトロニクス<6723>が値を上げた。半面、ソニーグループ<6758>やレーザーテック<6920>が安く、ダイキン工業<6367>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が下落した。