明治HDが軟調、次世代mRNAワクチンの国内製造販売承認も材料視されず
明治ホールディングス<2269>が全般軟調地合いのなかで売りに押されている。11月にマドを開けて急落したものの、その後はソーサーボトムを形成し前週末を境に戻り足に転じていたが、足もとでは5日移動平均線を再び下回っている。28日取引終了後、新型コロナウイルス感染症に対する次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」の国内製造販売承認を取得したことを発表した。同ワクチンはmRNA技術を使って、既存ワクチンより少ない接種量で高い効果が見込まれている。ただ、株価的には反応薄で上値の重さを確認して目先筋の見切り売りを誘発する形となった。