東京株式(前引け)=反発、円高嫌気も朝安後に切り返す展開

市況
2023年11月29日 11時52分

29日前引けの日経平均株価は前営業日比41円93銭高の3万3450円32銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億9638万株、売買代金概算は1兆8567億円。値上がり銘柄数は616、対して値下がり銘柄数は994、変わらずは47銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場では朝方は日経平均が安く始まり、前場中ごろに200円以上下落する場面もあったが、その後は下げ渋る展開となった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに小幅ながら上昇したが、外国為替市場で一段と円高方向に振れていることが東京市場では見送りムードにつながった。しかし、押し目買いニーズは活発で午前10時過ぎを境にグロース株を中心に戻り足に転じた。前引けはプラス圏で着地している。ただ、個別では値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回っている。

個別ではレーザーテック<6920>が大きく買われたほか、東京エレクトロン<8035>もしっかり。キーエンス<6861>も高い。アサヒグループホールディングス<2502>が買われ、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。さくらインターネット<3778>は連日のストップ高人気に。グローセル<9995>もストップ高近辺まで上昇した。チェンジホールディングス<3962>も値を飛ばしている。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、三菱重工業<7011>も売りに押された。そーせいグループ<4565>が急落、サンリオ<8136>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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