アルデプロが急反落、東証が特設注意市場銘柄に指定
アルデプロ<8925>が急反落した。東京証券取引所が30日付でアルデプロ株式を特設注意市場銘柄に指定しており、これを嫌気した売りが膨らんだようだ。同社は9月に不適切な会計処理に関する社外調査委員会の調査報告書を公表し、過年度の決算内容の訂正について開示した。東証は、アルデプロの代表取締役社長を含む経営陣がコンプライアンス意識に欠けた行為を行っていたことなどが認められたとし、内部管理体制などについて改善の必要性が高いと判断。上場契約違反金の徴求も行う。なお、アルデプロは30日付で公表する予定の再発防止策について、発表を延期すると開示している。