フィルC反発、通期下方修正も黒字確保見通し維持で安心感
フィル・カンパニー<3267>が6日ぶり反発。29日の取引終了後、23年11月期業績予想について売上高を70億円から60億円(前期比37.0%増)へ、営業利益を2億5000万円から2億円(同18.3%増)へ下方修正すると発表した。ただ、第3四半期累計時点で営業赤字であることから、通期で黒字確保の見通しを維持したことが安心感を誘い、買われているようだ。
下方修正の理由は、「請負受注スキーム」の上期の受注高が当初想定を下回ったことや、「開発販売スキーム」のプロジェクトの販売引き渡しが一部来期にずれ込んだこととしている。