【市場反応】米11月シカゴPMIが予想外に50台回復、ポジティブサプライズでドル続伸
米11月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は55.8と、予想外に8月来の50台を回復し5月来で最高となった。米10月中古住宅販売成約指数は前月比‐1.5%と、9月+1.0%からマイナスに落ち込んだが予想は上回った。
シカゴPMIのポジティブサプライズや10月中古住宅販売成約指数が予想を上回り米国債相場は反落。10年債利回りは4.26%まで低下後、4.328%まで上昇した。短期金融市場の来年の利下げ確率も低下。ドル買いが再開し、ドル・円は147円20銭付近から148円51銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0949ドルから1.0893ドルまで下落。ポンド・ドルは1.2678ドルから1.2604ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・11月シカゴ購買部協会景気指数:55.8(予想:46.0、10月:44.0)
・米・10月中古住宅販売成約指数:前月比‐1.5%(予想:-2.0%、9月:+1.0%←+1.1%)
《KY》