東京株式(前引け)=前日比25円安、NYダウ急伸も上値重く小幅下落
1日前引けの日経平均株価は前日比25円18銭安の3万3461円71銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億5072万株、売買代金概算は1兆7317億円。値上がり銘柄数は924、値下がり銘柄数は678、変わらずは56銘柄だった。
日経平均株価は小幅安。前日のNYダウは520ドル高と急伸し年初来高値を更新した。ただ、ナスダック指数は下落した。これを受けた東京市場も日経平均株価は値を上げてスタートしたが、上値は重く買い一巡後は小幅なマイナス圏に転じるなど3万3500円前後を中心とする一進一退状態となった。半導体関連株などハイテク株の下げが全体相場を押し下げている。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>が安く、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>が値を下げた。キーエンス<6861>やメルカリ<4385>も軟調だった。半面、レーザーテック<6920>やトヨタ自動車<7203>、川崎汽船<9107>が高く、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三菱商事<8058>、キヤノン<7751>も堅調だった。