レモネードが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
(NY時間10:55)
レモネード<LMND> 17.38(-0.29 -1.62%)
損保のフィンテックを手掛けるレモネード<LMND>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。株価のバリュエーションを指摘したほかと、今年は比較的緩やかだった天候が2024年には天候パターンが正常に戻るという見通しを理由として挙げている。
株価は直近安値から67%上昇しているが、これは第3四半期の決算と第4四半期の見通しが予想を上回った後のショートの買い戻しによるものだと考えているという。
株価が直近の7月高値24.81ドルを試す可能性はあるが、来年は通常の天候パターンに戻るため、特に3月から6月の暴風雨シーズンには利益率が圧迫される可能性があるという。
【企業概要】
米国や欧州で、テクノロジーやデータ、AIを活用し、住宅・ペット・自動車・生命の各保険を提供する。顧客は、AIロボットとのチャット形式で、保険の加入・請求手続きを簡単に済ませることができる。保険金支払い後の未使用プール分を、顧客が選択する非営利団体に寄付する仕組みを構築している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美