イスラエル軍が戦闘再開 ブリンケン米国務長官はハマスが原因と主張
イスラエル軍はハマスとの戦闘を再開した。さらなる人質解放で双方は合意できず、1週間に及んだ戦闘休止合意は12月1日午前に期限切れとなった。イスラエル軍は、戦闘休止期限の現地時間1日午前7時(日本時間午後2時)を少し過ぎた時点で、ガザの標的を戦闘機で攻撃。ガザ南部では市民に避難を呼び掛けるビラを投下し、同国軍の地上攻撃が北部を越えて拡大する可能性を示唆した。
これに対してブリンケン米国務長官は、「戦闘休止合意が失効となったのは、ハマスが原因だ。ハマスはエルサレムで残忍なテロ攻撃を仕掛け3人を殺害し、「人質解放の点で約束を守らなかった」と続けた。
イスラエルとハマスの交渉で主な仲介役を担ってきたカタールは、再度の戦闘休止合意の仲介に前向きな姿勢を示している。