パスが反発、北海道医療大との「フコキサンチン」研究結果の論文公開を材料視
パス<3840>が反発した。4日の取引終了後、連結子会社のアルヌールで抽出・精製した「フコキサンチン」を用いた担がんモデルマウスへの投与実験結果の論文が、Cancer Genomics & Proteomicsで公開されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。
実験にあたり同社は北海道医療大学薬学部にフコキサンチンを提供した。ヒトの大腸がん組織に近い主要組織に対して抗腫瘍効果を示したことから、将来的には大腸がんの治療候補の1つとなる可能性が考えられるとしている。