マルハニチロは反発、冷凍食品値上げ発表を材料に新高値を視界にとらえる
マルハニチロ<1333>は反発。11月14日につけた年初来高値2892円の更新を目前に捉えている。同社は5日、来年2月から冷凍チャーハンなど家庭用冷凍食品の価格改定(値上げ)を発表した。原料価格の上昇や物流費などの増加を背景にコスト上昇分を価格に転嫁し吸収する。約2~8%の値上げとなる。株式市場では企業の製品価格引き上げについては収益採算向上につながるとの見方でポジティブ材料視する傾向が強い。また、同社株はPER7倍台、PBR0.7倍台で株価指標面から割安感が強く買い安心感もあり、投資マネーの流入が波状的に続いている。