東洋炭素が大幅反発、半導体製造装置の基幹部材を日本や米国で増産と報じられる
東洋炭素<5310>が大幅高で4日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「半導体製造装置の基幹部材を、日本や米国で増産する」と報じられており、好材料視されているようだ。
記事によると、中国やイタリアなど世界各地で投資を決めていたが、電気自動車(EV)向けに炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の需要が高まっていることから、更なる増産が必要になると判断し追加投資を行うという。一連の増産投資により、28年までに生産能力を現在の約3倍に高めるとあり、業績への貢献が期待されている。