外為サマリー:147円20銭台に上昇、株高や米金利の低下一服でドル買い優勢
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円22銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭弱のドル高・円安となっている。
5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円15銭前後と前日に比べて6銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米10月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が市場予想を下回ったことを受け一時146円57銭まで軟化したが、その後は下げ渋る動きとなった。
足もとでドル売り・円買いが進んでいた反動から持ち高調整のドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開となっている。日経平均株価が反発していることからリスクオンのドル買いがみられるほか、時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもあり、午前9時40分ごろには147円29銭まで上伸する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0795ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=158円94銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。