株価指数先物【昼】 3万3000円回復でヘッジ対応のロングが強まる

市況
2023年12月6日 12時05分

日経225先物は11時30分時点、前日比560円高の3万3340円(+1.70%)前後で推移。寄り付きは3万2910円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2905円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。直後に付けた3万2880円を安値にリバウンドが強まり、現物の寄り付き時には節目の3万3000円を回復した。その後も強い基調が続くなか、終盤にかけて3万3350円まで上げ幅を広げた。

日経225先物は、前日までの軟調地合いで25日移動平均線まで下げたことにより、調整一巡からのリバウンドが意識されやすかった。節目の3万3000円を回復すると、その後もオプション権利行使価格の3万3125円、3万3250円をクリアするなか、ヘッジ対応のロングの動きにより、上へのバイアスが強まる格好となった。終盤にかけては権利行使価格の3万3375円に迫っており、これを上回ってくるようだと、さらにヘッジ買いが強まりそうである。権利行使価格の3万3500円およびボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3590円辺りが射程に入ってくる可能性がありそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.01倍に上昇した。前日に一時13.96倍まで低下し、25日線水準まで下げていた。テクニカル的にリバウンドが意識されやすい水準からの上昇であり、NTショートを巻き戻す動きが入りやすいだろう。

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