~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.5(2023年12月8日公開)

材料
2023年12月8日 17時23分

「~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.4」の続き

■アピリッツ 永山

じゃあ、その三つの事業をやって、直近どんな感じなんですかという説明です。当社は上期と通期で業績予想を出させていただいているんですが、上期は何とか上方修正を出すことができましたというところで、お約束していたものは上回れたなというところですね。売上げでいうと連結で41億円、営業利益で2.5億円というとこで、昨対でいうと非常に伸びています。これは後段で説明するんですが、M&Aをしたりとかしていますし、各事業のオーガニック、いわゆる既存事業の成長もちゃんと加味しているんで、非常に大きく伸びているというところです。

じゃあ三つあるけど、それ全部よかったのっていう話なんですが、Webソリューションは二重丸。市場もよかった、お客さんもすごいよかった。派遣は計画どおり。オンラインゲームがやっぱりちょっと下振れましたと。何に対してっていうのは、我々の計画に対してですね。ただ、先ほど言ったとおり、この三つでポートフォリオを組んでいるんで、Webソリューションが活況なので、全社で集計すると上方修正レベルまで行けているというところが特徴になります。じゃあ昨対でどうなのっていうのがここですね。昨対では非常に大幅な増収・増益で着地できましたと。ひとえに去年、1社M&Aしたのが今年はフルで寄与しているんで、そこと、オーガニックでも各事業成長しているので、昨対で見てもちゃんと増収・増益で成長できているよというところですね。だから、10年間のグラフに、今期もあと残り第4四半期、今、足元進めていますが、ちゃんと結果残して、さらに安定成長しているのをグラフをもう1本継ぎ足したいなっていうところです。

このあたりはグラフ化したもの、四半期ごとにですね。昨対比で順調に成長しているよというところです。これは原価と販管費、費用ですね。これも売上げの成長より下回っているんで、人は増えていってるんで、当然ちょっとずつ増えていくんですけが、そこに関しては適正値で推移していますよと。大きなコストが出ちゃったとかはないですよというところです。 利益がこうやって上積みされて。この画面のグラフだけ見ると、ボラがあるように見えちゃうんですが、実はうち、下期偏重なんですね。上期は新卒とか採用をいっぱいして、コストがかかっちゃって売上げに寄与しない期間なので、実は上期よりも下期に売上げが上がる、利益が上がる。戦力化した新卒の方々とかが下期から売上げに貢献し始めるっていうのと、オンラインゲームで、何周年記念って皆さんCM見たりすると思うんですが、いわゆる周年イベントが第3四半期に集中しているので、第3四半期、第4四半期で利益が上がっていく。去年の2、3、4のこの形ですね。この形を今年も恐らく踏んでいくだろう、踏むように頑張っているって状態なので、このスナップショットだとボラがあるように見えるんですが、実はそういう内訳ですよと覚えておいていただければなと。

あとは、EBITDAっていう、いわゆるM&Aとかしているんで、のれん償却費負担、大丈夫っていうのをたまに機関投資家の方とかに言われるんですが、順調に積み上がっていて大丈夫ですよというところです。あと、BSですね。このあたりは、うちは別に何か資産をすごい持っているわけではないので、注目すべきはM&A で買収した会社ののれんが固定資産に上がってくるよっていうところですかね。あとは、自己資本比率は50%は超えて、安定的に経営はできていると。ROEがもうちょっと上げたいですね。資本コストを意識して、何とかちょっとやっていきたいんですが、というところになります。

人ですね。第2四半期、M&A とか実施していないんで、ちょっと横ばいですが、昨年と比べると着実に人数は増えていっている。我々、若い人、ものづくりなんで、本当に人が全て成長の源泉になるので、採用を積極的にちゃんとやることっていうのを軸に置いていってます。あと、ここはざっと。それを受けて業績予想の修正をしましたってことですね。ただ、通期は据え置いています。おいおい、上期上振れたのどこに使っちゃうんだよっていう説明が実はここで、未来の成長戦略で人が全てって言ったんですが、人的資本への投資のためにオフィスの移転を決めました。もう、もともと人がどんどん増えていっているんで、オフィス足りなくなっちゃうんですが、ちゃんと新しい綺麗なとこに行って、働きやすさを向上させるっていうのに使わせてくださいと。

●はっしゃん

ちょっとここ、聞いていいですか。

■アピリッツ 永山

はい、どうぞ。

●はっしゃん

どういうふうなオフィス。今、どうしても物件高くなってきていると思うんですが、例えば、郊外でより広いスペースを取るような感じにしたのか、それとも、本当に、ど真ん中に行くのかとか、どうなんでしょう。

■アピリッツ 永山

ど真ん中に行きますね。渋谷駅直結の、今。

●はっしゃん

すごい。

■アピリッツ 永山

そう、すごいんです。今、建てている、駅の横で工事中のところに行きますね。いろんな案が出たんですけど、やっぱり今、生活圏、何だかんだいって今、明治神宮前なんですが、会社。そこでみんな基盤築いちゃっているから、あんまり遠くに行っちゃうと、やれ引っ越さなきゃいけないとか、不便になったとか、実はせっかく引っ越すのにデメリットのほうが多くなっちゃうと意味ないよねってことで、一応、渋谷であれば、今メンバーが暮らしている生活リズムを変えることなく、きれいなとこっていうことなんで、そこに引っ越しを決めましたと。やっぱり労働環境、本当に今、整えないと。実はうち、リモートワークの余地は残しているんですが、基本3日は来てくださいねっていう方針です。なぜかっていうんですが、プロエジェクトごとに開発をするので、目に見えないコミュニケーションで補完される部分って、めちゃくちゃあったんですね。コロナ禍でフルリモートした時に、実は弊害が出て。口頭でしゃべるのって、実はフォローできていたんですね。テキストだけでやり取りすると、何言っているか分かんないとか、ちょっとニュアンスが伝わらないからうまくいかないとかがあって、実はそれを経て、チームで集まって、もの作っているんだから、やっぱり基本は来ようよ。ただ、リモートワークできることは分かったので、プロジェクトの緩急に応じて、それぞれリモートもしていいよっていう感じでやっていますという感じです。

あとは、ChatGPTですね。今AI(人工知能)、非常に流行っていますが、我々もものづくりをしているので、当然、ここの研究開発にちょっと投資させてくださいと。二つありますと。社内の業務を効率化することに使う。もう一つは、何か開発するときに組み込むっていうことで、ちょっと進めていってます。ChatGPTは私も活用しているんですが、定型の適時開示とか、移転しますのリリースは、もうChatGPTに作ってもらっているんです、実は。

●はっしゃん

リリースって、それはいいですね。確かに。意外と。

■アピリッツ 永山

定型であればあるほど、実はChatGPTさんは頭がいいので、移転のリリースも実は、若者のために人的資本でちゃんとそれを考えてやっているよっていう要素を入れてねっていって、事例を飲み込ませると、とてつもなくちゃんとしたものが出て。そのうち、おまえ要らないって言われそうだなっていう感じですね。あとは、岸田さんが言っているとおりで、給料上げてあげなさいって言っているんで、我々としても当然、利益を出してくれているんで、ちゃんとそこに投資をするために制度改革とか、資格をちゃんと取ったら幾ら上げるよとか、インセンティブに使わせてくださいというところです。あとは、実は自己株の取得と配当もしましたと。自己株取得は、どちらかというとM&Aに使いたいのでしました。間接的には株主の還元にはなっていますが、というところです。配当は、上期6円、下期で6円の12円を予想していたんですが、上期に関しては無事ちゃんと実施できましたよというところです。

あと、今後の成長戦略ですね。この図を見ていただくとおり、今までの三つの事業の話、過去10年の安定成長というところから、着実に堅実に成長することはできています。なので、それはちゃんと続けましょう。市場環境もいいので、今、既存のやっていることの延長線でも、オーガニックでちゃんと成長はできるでしょうと。ただ、それだと上場企業として、いやいや、ちゃんと成長ドライバー何かないのっていう話になっちゃうんで、そこはM&Aをしてやっていくよという方針を据えています。M&Aなんですが、じゃあどういうとこをするのっていうところなんですが、まずは基本的にはWebソリューション事業がやっている、同じことをやっている会社さんを買っていきますというところです。新しい技術持っているとこ買わないのって言われることもあるんですが、実はM&Aって難しいんですね。

「~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.6」に続く

《TY》

提供:フィスコ

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