トリッドが決算受け大幅高 通期の見通しを上方修正=米国株個別
(NY時間10:10)(日本時間00:10)
トリッド<CURV> 5.10(+0.95 +22.89%)
女性用アパレルメーカーのトリッド<CURV>が大幅高。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高およびEBITDAの見通しを上方修正している。
ハーパーCEOは「店舗やオンラインのトラフィックが改善され、既存店売上高が前四半期比で改善した。トレンドに励まされるが、現在の環境は販促的でダイナミックなものであるため、それに合わせて事業計画を立てている。引き続き業績改善を実現できるよう、経費と在庫のコントロールに注力する」と述べた。
(8-10月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.01ドル(予想:-0.05ドル)
・売上高:2.75億ドル(予想:2.47億ドル)
・EBITDA(調整後):1940万ドル(予想:1440万ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・売上高:2.68~2.83億ドル(予想:2.65億ドル)
・EBITDA(調整後):900~1300万ドル(予想:980万ドル)
(通期見通し)
・売上高:11.3~11.4億ドル(従来:10.8~11.2億ドル)(予想:10.9億ドル)
・EBITDA(調整後):0.99~1.03億ドル(従来:0.90~1.00億ドル)(予想:0.94億ドル)
【企業概要】
北米で女性用プラスサイズのアパレルおよび下着のブランドとして、消費者に直接販売で事業を展開する。フィット感を重視した幅広い品揃えのトップス・デニム・ドレス・下着・アクティブウェア・フットウェアなどを取り扱い、手頃な価格で提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美